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最終更新:2017/12/14

資料群ID(fond番号)
Reference code
fo0015
表題
Title
国民各層の言語生活の実態調査(松江調査)
概要
Description
1963年に松江市で実施した市民の話しことばの意識と実態の調査。
配架位置
Location of material
中央資料庫,中央メディア保管庫
公開年月日
Date of release
2017/03/24
資料群に含まれる資料の年代
Dates of creation of the material in the unit of description
1962-1965
数量・形態
Extent of the unit of description
保存箱19箱,オープンリール(録音)1本,DAT106本
資料作成者
Name of creator
林大 南不二男 石綿敏雄 柴田武 渡辺友左 林四郎 斎賀秀夫 松本昭 高田正治 宇野瑠美子 ;情報資料部門
資料作成組織の履歴
Administrative / Bibliographical history
[研究組織](委員会組織)
委員長  林大(第1研究部長)
委員
斎賀秀夫 (幹事・第4研究部第3資料研究室長)
南不二男 (第1研究部話しことば研究室)
石綿敏雄 (第1研究部書きことば研究室)
柴田武 (第1研究部地方言語研究室長)
渡辺友左 (第2研究部言語効果研究室)
林四郎 (第3研究部近代語研究室長)
松本昭 (第4研究部第3資料研究室)

[概 要]


「国民各層の言語生活の実態調査」(1962年-1965年)は,国民各層がどのような言語生活を営んでいるか,どのような問題や意識をもっているかを調べることを目的とし,その研究課題の中で,1963年度に島根県松江市で市民の話しことばの意識と実態の調査を実施した。(書きことばについては,1962年度に新潟県長岡市で調査を実施)

地点の選定にあたって,市域・人口,各層の分布,産業構成,教育施設・PTA活動,昼間人口と夜間人口の差などは長岡市を選んだ条件と同じであるが,この調査では,東京の経済圏外で,言語的には東京との間に京阪地方をはさんだ中四国以西の中都市に調査地点を求めた。最終的には鳥取市・松江市・山口市・高松市の資料を収集し,検分の結果,松江市を調査地点と決定した。

 一般市民が日々の生活の中で,何を読み書きし,どんなことを話したり聞いたりしているのか、市民各層の言語生活の全貌をとらえること,および,市民のことば遣いが,種々の条件(相手・話題・場所)などのもとでどのように変わるかを調べること,市民の交通圏や人口動態,新聞などの言語環境についても調査することをめざした。また,付帯的調査として,外来語の浸透や手紙文での敬語の使い方について調査することとした。

準備調査では,市役所での基礎抽出の準備,松江市の生え抜きの面接による松江弁の音韻・語法の体系記述,生徒調査のプリテスト,言語環境調査,交通圏調査等を行った。
本調査では,概観調査として,基礎調査を質問紙調査(留置き調査)で実施し,その中から市民調査のサンプルを層別に選び,面接調査を行った。そのほか,生徒調査,主婦調査,婦人学級調査,PTA調査も行った。事例調査としては,24時間調査,継続観察調査,裏付け調査を実施した。

 1965年2月に報告講演会を開催した。(「松江市民のことば」 松江市市役所集会室)

 この調査の報告・分析・研究については,関連出版物参照。

 事例調査の資料による国語研報告41『待遇表現の実態-松江24時間調査資料から-』の電算機処理資料を含む資料のまとまりは,別の資料群 fo0100 待遇表現の実態 とする。
資料作成年月日
Dates of accumulation of the material in the unit of description
1963,2007/2
管理歴
Custodial history
西が丘庁舎第1資料庫。一部,情報資料研究部第2研究室より第3資料庫へ移動。1991年9月,南不二男氏より資料移管あり,第2資料庫へ。2005年2月移転により,合流して中央資料庫
入手情報
Immediate source of acquistion
資料内容
Scope and content / Abstract
・調査票(調査済み)
・計画・実施等のプリント・記録・メモ等資料
・観察記録
・集計資料
・録音資料(オープンリールテープ及び複製)
評価・廃棄
Appraisal, destruction and scheduling information
追加受入
Accruals
利用条件
Access conditions
被調査者の個人情報は原則として非公開
複写条件
Copyright / Conditions governing reproduction
被調査者の個人情報は複写不可
資料使用言語
Language of material
日本語
物理的特徴
Physical charactristics
ザラ紙一部劣化
検索手段
Finding aids
オリジナル資料の存在
Location of originals
 複製の存在
Existence of copies
関連調査・研究
Associated material
fo0014「戦後の国民各層の文字言語生活」
fo0100「待遇表現の実態-松江24時間調査資料から-」
fo0101「家庭における子どものコミュニケーション意識」
成果刊行物(DB等含む)
Publication note
『昭和38年度 国立国語研究所年報15』(1964)
『昭和39年度 国立国語研究所年報16』(1965)
『昭和40年度 国立国語研究所年報17』(1966)
『昭和41年度 国立国語研究所年報18』(1967)
『昭和42年度 国立国語研究所年報19』(1968)
『昭和43年度 国立国語研究所年報20』(1969)
『昭和45年度 国立国語研究所年報22』(1971)
『戦後の国民各層の文字生活』(国立国語研究所報告29,1966)
『家庭における子どものコミュニケーション意識』(国立国語研究所報告33,1968)
『待遇表現の実態-松江24時間調査資料から-』(国立国語研究所報告41,1971)

<関連文献>
「外来語の普及度-松江の調査から-」(『言語生活』No.161)(1965-2,石綿敏雄)
「松江調査の結果」(松江での報告講演会での配布資料)(1965-2)
「座談会,敬語調査法をたしかめる」(『言語生活』No.162)(1965-3 斎賀秀夫,松本昭ほか)
「この人の敬語行動-松江24時間調査から-」(『言語生活』No.162)(1965-3) (講座「ことばの生活」第3巻,筑摩書房,1967に再収,南不二男)
「マスメディアと市民-長岡市と松江市の市民の場合-」(『新聞研究』No.166)(1965-5,渡辺友左)
「言語生活研究覚え書き」(『国立国語研究所論集ことばの研究』第2集)(1965,渡辺友左)
「言語行動のタイプ」(『文体論入門』三省堂)(1966,林四郎)
「私たちの生活とメモ」(『言語生活』No.192)(1967-9,林四郎)
「電子計算機による話しことば資料の分析・処理の研究」(『昭和41年度国立国語研究所年報18』,1967)
「言語情報処理に関する基礎的研究」(『昭和42年度国立国語研究所年報19』,1968)
'Some Remarks on Honorific Expressions in Modern Japanese' (オーストラリア,パースの西オーストラリア大学で行われた,Australian Universities Language and Literature Association の第12回大会での発表資料)(1969-2,南不二男)
「形態音韻論」(『数理科学』7-11)(1969-11,南不二男)
「松江24時間調査における『談話』について(LDP 国語研究所第一資料室,第三資料室,言語計量調査室月報別冊 No.7)(1970-11,南不二男)
備考
Note
移管年月日
Reference code
移管者名
Name of applicant
阿部貴人
記述作成年月日
Date of record
2009/2/
記述作成者
Name of recorder
礒部よし子
記述言語
Language of record
日本語