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最終更新:2017/03/24

資料群ID(fond番号)
Reference code
fo0095
表題
Title
国語の歴史的発達に関する調査研究:古辞書の調査と『色葉字類抄』の索引作成
概要
Description
国語の歴史的発達に関する調査研究として古辞書類を調査し『色葉字類抄』の索引を作成した。
配架位置
Location of material
中央資料庫,中央メディア保管庫,カード保管庫
公開年月日
Date of release
2017/03/24
資料群に含まれる資料の年代
Dates of creation of the material in the unit of description
数量・形態
Extent of the unit of description
保存箱1箱,マイクロフィルム(リール)14本,カード100ケース
資料作成者
Name of creator
委託研究(大野晋・山田俊雄・築島裕),研究第一部長(岩淵悦太郎),古代語研究室開設準備室(山田巌,広浜文雄)
資料作成組織の履歴
Administrative / Bibliographical history
『色葉字類抄』は平安時代末期に成立。橘忠兼撰。 内容は和語・漢語を第一音節によりイロハ47部に分け,さらに天象・地儀・植物・動物・疊字などの21部門の意義分類がされている発音引き辞書である。後世の辞書編纂に大きな影響を与えた。
二巻本,三巻本,十巻本があるが,ここでは治承年間に成立したとされる三巻本(前田本・黒川本の写本)を調査対象とした。
この研究は,国語の歴史的発達に関する研究部門(研究第3部)が増設されるまでの準備として昭和24(1949)年度から昭和29(1954)年度にかけて行われたが,調査資料を未整理のまま中断した。
その後,第3研究部に古代語研究室開設準備室ができると,そこでの初めての仕事として,昭和36(1961)年度から昭和38(1963)年度にかけて,保存されていた資料を基に,古辞書『色葉字類抄』の索引作成と新たな古辞書の調査が行われたという経緯を持つものである。
<調査作業>
①国語の歴史的発達に関する調査研究:古辞書索引の作成(昭和24-昭和29年度)
[昭和24年度]
大野晋・山田俊雄・築島裕の三氏に委託して前田本を底本として『色葉字類抄』(三巻本)の索引を作成した。
[昭和25年度]
(1)この年度は黒川本と校合し,黒川本によって約3,000語を付け加え,出来上がった約38,000語を五十音順に整理した。
(2) 新たに節用集の索引作成を計画し,乾本系統の『易林本節用集』と伊勢本系統の『天正十八年本節用集』とを選んで,前田正人・塚原鉄雄・上野務・鈴木博・宮地裕の諸氏に調査を委託し,収録語彙のカードを作成した。ただし,未整理。
[昭和26年度]
・『饅頭屋本節用集』(伊勢本系)と『黒本本節用集』(印度本系)とについて,その全語彙をカードに取り,イロハ順に排列整理した。
[昭和27年度]
・『慶長九年本節用集』(古写本),『温故知新書』,『黒本本節用集』,『伊京集』を調査した。
[昭和28年度]
・『天正十八年本節用集』,『易林本節用集』,『饅頭屋本節用集』,『黒本本節用集』,『伊京集』の語彙の仮名索引,漢字索引作成作成のためカード採集
[昭和29年度]
・節用集諸本と『色葉字類抄』の索引作成の仕事はカード採集を終えて,検討しつつその整理を行っている。
②古辞書の調査と索引作成(昭和36年度-38年度)
[昭和36年度]
1.『色葉字類抄』の五十音順索引
(1)採集済みのカードの検査
(2)補充採集(前田本は全三巻のうち中巻が欠けている。その欠けている中巻は黒川本によって補ってある。しかし揃っている上・下巻のうちでも<ユ>の最後部と,<メ>・<ミ>の全部,<シ>の前半部が欠けているので,黒川本でその12丁を補った)
(3)五十音順に排列
2.古辞書資料の収集
・『世俗字類抄』(天理図書館蔵)を写真によって複写した(フィルムで保管)
[昭和37年度]
1.『色葉字類抄』の索引作成
・前年度に補充採集して,五十音順に排列したものを一覧表に記入した。
2.古辞書の収集
・内閣文庫蔵の『色葉字類抄巻上』(花山院本)イ-ネまでの端本を写真複写した。
[昭和38年度]
1.前年度に完成した用語の五十音順索引を補うものとして,この年度は『色葉字類抄』の逆引き索引を作成した。
2.古辞書の収集は次のものを写真複写した。
(1)『三寶類字集』(天理図書館蔵)
(2)『明応本節用集』(国立国会図書館蔵)
(3)『雑字類書』(国立国会図書館蔵)
<分析・結果>
各年度の『年報』に調査結果が報告されている。
資料作成年月日
Dates of accumulation of the material in the unit of description
1949/4-1964/3
管理歴
Custodial history
山田貞雄より他の近代語研究関連資料とともに移管された。
入手情報
Immediate source of acquistion
資料内容
Scope and content / Abstract
(1)古辞書の採集カード
・『温故知新書』
・『饅頭屋本節用集』
・『黒本本節用集』
・『三井家本節用集』
・『伊京集』
・『色葉字類抄』
(2)手書き索引(冊子)
・『饅頭屋本節用集』イ-ニまで1冊
・『黒本本節用集』イ-センスイまで6冊
(3)マイクロフィルム
・『文明本節用集』
・『明応本節用集』
・『高山寺 三寶類聚集』
・『平地字類抄』
・『西念寺本 類聚名義抄』
・『蓮成院本 三寶類聚名義抄』
・『高山寺本 倭名類聚抄』
・『枳園本節用集』
・『世俗字類抄』
・<広浜様 節用集3本>と書かれた封筒入りフィルム(中身不明)
・「古代語研究準備室 色葉字類抄索引作成についての計画」
・「色葉無訓語」
評価・廃棄
Appraisal, destruction and scheduling information
追加受入
Accruals
利用条件
Access conditions
劣化の進んだ紙資料の取り扱いに注意。
複写条件
Copyright / Conditions governing reproduction
劣化の進んだ紙資料の取り扱いに注意。
資料使用言語
Language of material
物理的特徴
Physical charactristics
検索手段
Finding aids
オリジナル資料の存在
Location of originals
 複製の存在
Existence of copies
関連調査・研究
Associated material
成果刊行物(DB等含む)
Publication note
『国立国語研究所年報』1-6,13-15
備考
Note
移管年月日
Reference code
移管者名
Name of applicant
記述作成年月日
Date of record
2008/7/
記述作成者
Name of recorder
中山典子
記述言語
Language of record
日本語