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最終更新:2017/10/19

資料群ID(fond番号)
Reference code
fo0110
表題
Title
話しことばの計量国語学的調査・分析のための基礎的研究
概要
Description
文部省科学研究費によって実施された話しことばの調査法の確立に向けた基礎的研究に関する資料。
配架位置
Location of material
中央資料庫,中央メディア保管庫
公開年月日
Date of release
2017/03/24
資料群に含まれる資料の年代
Dates of creation of the material in the unit of description
数量・形態
Extent of the unit of description
保存箱17箱,カセットテープ1428本,Uマチック9本,オープンリール(録音)22本,磁気テープ84本,マイクロフィルム(フィッシュ)508枚,FD147枚
資料作成者
Name of creator
斎賀秀夫,土屋信一,中野洋,靏岡昭夫,野村雅昭,佐竹秀雄,斎藤秀紀,田中卓史,中俣久美子,小沢(長田)厚子,山口和子。
資料作成組織の履歴
Administrative / Bibliographical history
1.研究概要
本研究は文部省科学研究費により昭和55(1980)-57年度(1982)に実施された。
話しことば(音声言語)の調査法の確立に向けた基礎的研究を行うことを、主たる目的とする。言語学・情報工学・統計学等の研究成果を踏まえて,電子計算機を使った話しことばの調査・分析の検討,また実際の話しことばのデータを通じて,より効率的な調査法を検討することを目標とする。

2.担当部署・担当者
研究代表者:斎賀秀夫(言語計量研究部長)
研究分担者:土屋信一(言語計量研究部第一研究室・室長),中野洋(同・主任研究官),靏岡昭夫(同・主任研究官),野村雅昭(言語計量研究部第二研究室・室長),佐竹秀雄(同・研究員),斎藤秀紀(言語計量研究部第三研究室・室長),田中卓史(同・主任研究官)
研究補助:中俣久美子(第一研究室研究補助員),小沢(長田)厚子,山口和子

3.具体的な課題
次の5点についての調査・分析を行なった。
(1)話しことば調査のための調査単位の設定
(2)話しことばの分類基準の確立
(3)話しことば集計プログラムの作成
(4)話しことばデータの採集・文字化
(5)話しことばデータの分析(1-4を検証するための実験データ)

4.年度別の研究経過
昭和55年度(1980):
(1)調査単位の設定:機械処理用に短い単位を採用した。
(2)話しことばの分類基準の確立:分類基準の作成に向け,『言語生活』毎号掲載の「録音器」欄データにおける話しことばの種類を分析した。
※「録音器」欄は,ある場面設定のもとで話される言葉を忠実に文字化したものを掲載していた。各種の視点(発音記号,カナ,漢字かな混じり)から,話される話題,文法,発音等が文字化された。
(3)集計・分析項目の検討,機械処理システム設計等を行った。
(4)話しことばデータの採集:『談話語の実態』(国立国語研究所報告8,1955)・『話しことばの文型』(国立国語研究所報告18・23,秀英出版1960・1963)に用いた話しことば文字化データのパンチ・入力作業およびデータ修正を行った。また,日常会話・演説等から実際の話しことばデータを採集した。

昭和56年度(1981):
(1)調査単位の設定:ソナグラフによりポーズの分析を行い,話しことばの単位を確立するための資料とした。
(2)話しことばの分類基準の確立:前年度に同じ。
(3)話しことば集計プログラムシステムの設計とプログラミング:集計・分析項目の検討と機械処理システム設計を完了し,話しことばデータ処理を進めた。
(4)話しことばデータの採集:前年度のデータ入力作業を終了した。また,引き続き実際の話しことばの採集を進めた。

昭和57年度(1982):
(1)調査単位の設定:調査単位を決定するためのポーズ(話しことばの音声学的な切れ目)について,朗読場面と質問応答場面の録音・オシログラフ化を行った。
(2)話しことばの分類基準の確立:前年度までの調査データ(話しことばの文字化資料の具体例)を一覧表にまとめた。
(3)話しことば集計プログラムの作成:大型電子計算機による集計プログラム(入力・修正・KWIC,語彙表の作成等),分析プログラム(同語異語の判別・時系列解析等)とパーソナル・コンピュータによるデータと分析プログラムを作成した。また,一般の利用に供するためプログラム集を編集した。
(4)話しことばデータの作成:話しことばデータを電子計算機に入力した。分析可能なデータの抽出,ならびにKWICの形で利用できるものを印字シートとマイクロフィッシュにまとめた。
(5)研究報告書(第一-三分冊)の編集を行った。また,本研究において採集した話しことばデータを録音テープ,文字化資料,文脈つき用語索引(KWIC)別に整理した。

4.成果報告書
1983年に『総論 話しことばの語彙および分類について』(第1分冊)・『言語研究のためのプログラム集』(第2分冊)・『話しことばデータ一覧』(第3分冊)を刊行した。また後年度にマイクロフィッシュ版『言語生活』録音器欄データ(1987),『談話語の実態』データ・『話しことばの文型』データ・『速記叢書講談演説集』データ(1990)を刊行した。
書誌情報は下記「関連出版物」を参照のこと。
資料作成年月日
Dates of accumulation of the material in the unit of description
1980-1983
管理歴
Custodial history
国立国語研究所研究開発部門第一領域より,中央資料庫へ移管。
2011-2 中野ファイル,FD4枚合流(1995-3,1996-5に中野より情報2研受取分)。FDは2006-4-19に1.2から1.4へ変換した。
入手情報
Immediate source of acquistion
資料内容
Scope and content / Abstract
内容は上記「組織歴・履歴」2-4に該当する話しことばデータの採集と文字化,2-5に該当する話しことばデータ分析に関する資料が中心である。前者は話しことば文字化台帳や録音資料等。後者は,話しことば文脈つき用語索引(KWIC)の作成に関する台帳類およびマイクロフィッシュである。
なおこの他に話しことば文脈つき用語索引(KWIC)データ,参考資料がある。
評価・廃棄
Appraisal, destruction and scheduling information
追加受入
Accruals
利用条件
Access conditions
個人情報は原則として非公開。
複写条件
Copyright / Conditions governing reproduction
個人情報は複写不可。
資料使用言語
Language of material
日本語
物理的特徴
Physical charactristics
検索手段
Finding aids
オリジナル資料の存在
Location of originals
 複製の存在
Existence of copies
関連調査・研究
Associated material
成果刊行物(DB等含む)
Publication note
[紙媒体]
『昭和55年度国立国語研究所年報32』(1980)
『昭和56年度国立国語研究所年報33』(1981)
『昭和57年度国立国語研究所年報34』(1982)
国立国語研究所言語計量研究部第一研究室編『総論 話しことばの語彙および分類について』(話しことばの計量国語学的調査・分析のための基礎的研究:第1分冊)(国立国語研究所,1983)
国立国語研究所言語計量研究部第一研究室編『言語研究のためのプログラム集』(話しことばの計量国語学的調査・分析のための基礎的研究:第2分冊(国立国語研究所,1983)
国立国語研究所言語計量研究部第一研究室編『話しことばデータ一覧』(話しことばの計量国語学的調査・分析のための基礎的研究:第3分冊)(国立国語研究所,1983)

[マイクロフィッシュ版データ]
『言語生活』録音器欄データ (国立国語研究所言語処理データ集2・話しことば文脈付き用語索引1)(国立国語研究所,1987)
『『談話語の実態』データ ; 『話しことばの文型』データ ; 『速記叢書講談演説集』データ』 (国立国語研究所言語処理データ集 4 ・話しことば文脈付き用語索引 2)(国立国語研究所,1990)

※この他に学会誌に掲載された学術論文,計量国語学会における発表資料が多数含まれているが,ここでは省略した。それらについての詳細は上記『国立国語研究所年報』を参照のこと。
備考
Note
・資料現物の確認を行い、簡易記述を概要記述に改めた(2010-01-22)。
・KWICについては図書資料扱いのものが含まれる(請求記号=099/ko49)。
・2013-03 追加メディアに関し記述した。
移管年月日
Reference code
2004/10/1,2010/4/19
移管者名
Name of applicant
山崎誠,杉戸清樹
記述作成年月日
Date of record
2009/02/10
記述作成者
Name of recorder
寺島宏貴,森本祥子
記述言語
Language of record
日本語