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最終更新:2017/03/24

資料群ID(fond番号)
Reference code
fo0116
表題
Title
『日本言語地図』作成のための調査(LAJ)
概要
Description
『日本言語地図』(LAJ)の編纂・刊行のための調査期間中に作成された資料群。
配架位置
Location of material
中央資料庫
公開年月日
Date of release
2017/03/24
資料群に含まれる資料の年代
Dates of creation of the material in the unit of description
数量・形態
Extent of the unit of description
保存箱18箱
資料作成者
Name of creator
岩淵悦太郎,柴田武,林大,野元菊雄,上村幸雄,徳川宗賢,白沢宏枝,W.A.グロータース,地方調査員
資料作成組織の履歴
Administrative / Bibliographical history
1.調査の目的
 本研究は,現代日本語の基盤を地理的に展望し,かつ言語地理学的な考察にむけた基礎的文献として『日本言語地図』(LAJ)を作成するための調査である。具体的には,ある単語を選び,その全国における分布を調査して方言地図を作成する。それとともに,共通語(東京の言葉)が各地の方言へ与える影響を明らかにすることを目的とした。

2.担当部署・担当者
(1)地方言語研究室(委託研究の計画立案,調査結果の整理分析):岩淵悦太郎(部長),柴田武(室長),林大(昭39室長事務取扱),野元菊雄,上村幸雄,徳川宗賢,白沢宏枝(研究補助員),W.A.グロータース(研究協力)
(2)地方調査員(臨地調査を担当。昭和32年度[1957]より地方研究員と改称)。
※なお、一部の臨地調査を地方言語研究室が担当した。

3.年度別の事業内容
本プロジェクトは準備調査と本調査から成る。以下年度別の事業内容を記す。

[昭和30年度(1955)-31年度(1956)] 
 『日本言語地図』編纂にあたってまず2ヵ年にわたり準備調査を実施した。それ以前の昭和24年度(1949)-29年度(1954)に,各地方言等の調査にあたった地方調査員を引き続き委嘱した。また期間中,地方調査員全国協議会を年1回開催し調査計画と実施に関し協議した。
次に、準備調査の内容について年度ごとに記す。
・昭和30年度(1955)
(1)地方調査員に対して,資料収集の方法,調査項目,調査地点,被調査者選定の基準等についての研究を求めた。
(2)一方で,地方言語研究室員による2回の臨地調査を実施し,被調査者に対して共通語の方言形とその意味等について質問した。また1回目の臨地調査にあたって調査票Aを試作し,この改良版である調査票Bを2回目の臨地調査で使用した。調査票Bの試作にあたっては,(1)の地方調査員からの報告を材料とした。
・昭和31年度(1956)
(1)前年度と同様に,地方言語研究室員による3回の臨地調査を実施した。調査ごとに調査票B・Cの試作と改良を経て,調査票Dを作成した。
(2)地方調査員ごとに2地点を設定し,上記の調査票Dを用いた調査を,東京・沖縄を除く各都道府県で実施した。55-65歳の男性で,言語形成期をその地点で過ごし,それ以後も2ヵ年以上その土地で生活した者を被調査者とした。なお調査結果は,32年度(1957)から開始した本調査の調査法・調査項目の検討材料とした。

[昭和32年度(1957)-39年度(1964)]
本調査期間にあたる。以下,調査期間・調査方法・被調査者について述べる。
(1)調査期間
前期・・・昭和32(1957)-36年度(1961)
後期・・・昭和37(1962)-39年度(1964)
(2)調査方法
全国の約2,400地点の在住者との面接形式で行い,調査員は,被調査者の回答を調査票に記入する。同票は名詞・動詞等の単語や,音声に関する約280の質問項目がある(付図あり)。また,本調査期間中に質問項目の加減を行い,第1-4調査票が作成された。
(3)被調査者
明治36年(1903)出生の男子で,調査地点で言語形成期を過ごし,さらに,それ以後も調査地点以外での居住歴が,兵歴など一切を含めて36ヶ月を超えない者が対象となった。

[昭和40年度(1965)以降]
検証調査,ならびに調査結果の整理・編集・刊行のための業務を行った。これらの事業については「『日本言語地図』の検証調査」(fo0117)の資料群記述を参照のこと。

4.成果刊行物
『日本言語地図』全6巻(1966-1975)ほか。詳細は,下記「関連出版物」の項目を参照のこと。
資料作成年月日
Dates of accumulation of the material in the unit of description
1952-1964
管理歴
Custodial history
・西が丘庁舎第1資料庫に保管されていたものを,立川移転とともに中央資料庫へ移管。
・追加移管 
2009年6月 大西・吉田
入手情報
Immediate source of acquistion
資料内容
Scope and content / Abstract
評価・廃棄
Appraisal, destruction and scheduling information
追加受入
Accruals
利用条件
Access conditions
個人情報は原則として非公開。
複写条件
Copyright / Conditions governing reproduction
個人情報は複写不可。
資料使用言語
Language of material
日本語
物理的特徴
Physical charactristics
検索手段
Finding aids
オリジナル資料の存在
Location of originals
 複製の存在
Existence of copies
関連調査・研究
Associated material
fo0091:方言文法の記述的研究
fo0115:地方調査員委託調査(昭和24-29年度)
fo0117:『日本言語地図』の検証調査
成果刊行物(DB等含む)
Publication note
※ここでは、『日本言語地図』編纂のプロジェクト全体に関わる出版物を挙げた。この他に発表された『日本言語地図』に関する学術論文・研究書・資料集の類は除外した。

『国立国語研究所年報』7-16 国立国語研究所 1955-1964
国立国語研究所編『日本言語地図』[市販本版] (国立国語研究所報告:30(1)-30(6)) 第1-6集・別冊 大蔵省印刷局 1966-1975
国立国語研究所編『日本言語地図』[公文書版](国立国語研究所報告:30(1)-30(6)) 第1-6集・別冊 国立国語研究所 1966-1974
国立国語研究所編『日本言語地図』 [縮刷版](国立国語研究所報告:30(1)-30(6))第1-6集・別冊 国立国語研究所 1981-1985 
国立国語研究所言語変化研究部第一研究室[編]『日本言語地図 注記一覧』1-50 国立国語研究所 1966(私家版)
『日本言語地図』(国立国語研究所の歩み4)国立国語研究所 1973
国立国語研究所編『日本言語地図作成のための調査:調査票』1・2 国立国語研究所 1957
「座談会 『日本言語地図』の思い出」『国立国語研究所創立50周年記念誌』国立国語研究所 1999
『日本言語地図 見出し内容』[手書原稿]国立国語研究所言語変化研究部第一研究室(年代不明)
備考
Note
移管年月日
Reference code
2004/10/04,不明,2011/9/9
移管者名
Name of applicant
大西拓一郎,不明,大西拓一郎・竹田晃子
記述作成年月日
Date of record
2009/03/25
記述作成者
Name of recorder
寺島宏貴,森本祥子
記述言語
Language of record
日本語