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最終更新:2017/10/13

資料群ID(fond番号)
Reference code
fo0123
表題
Title
各地方言の共通語との対照的研究
概要
Description
地方における共通語の教育,特に文法の教育に役立つ資料を得るために,各地方言の文法と共通語の文法とを対照的に分析した研究。
配架位置
Location of material
中央メディア保管庫
公開年月日
Date of release
2017/03/24
資料群に含まれる資料の年代
Dates of creation of the material in the unit of description
数量・形態
Extent of the unit of description
オープンリール(録音)10本
資料作成者
Name of creator
第1研究部地方言語研究室 柴田武 上村幸雄 徳川宗賢 加藤正信 白沢宏枝 芥川豊子,地方研究員
資料作成組織の履歴
Administrative / Bibliographical history
[概 要]
「各地方言の共通語との対照的研究」は,1963年度から1965年度に実施した各地方言の文法と共通語の文法との対照的研究である。また,1964年度に「日本言語地図作成のための調査」が終了した後,地方研究員に委託すべき研究についての準備を兼ねたものである。研究内容は,1966年度以降は「全国方言文法の対比研究」に引きつがれた。
【方言の記述と分析】
 日本語の方言の中で相互に大きく異なり,共通語ともかなり違いがあり,また,周辺に影響力を持つ都市の方言として,東北地方では秋田市方言,九州では鹿児島市方言,近畿地方では京都市方言を調査対象として選んだ。
 その土地の方言をよく保持している老人の対話を録音した。対話の話題は,インフォーマントが自由に話す場合と指定の話題によるものと2種類行った。録音を文字化(音声表記または音韻表記)し,共通語の対訳を付けた。分析対象項目ごとにカードを作成し,助詞に重点をおいて,分析した。
 分析結果にもとづいて再度現地で質問調査を行い,助詞を中心にした方言記述・分析を行った。
 秋田市方言については,対話の録音合計6時間(インフォーマント5人)のうち,1時間50分をテキスト化した(自由話題1時間25分,指定話題25分)。
 鹿児島市方言については,対話の録音合計6時間(インフォーマント6人)のうち50分をテキスト化した(自由話題18分,指定話題32分)。
 京都市方言については,対話の録音合計8時間(インフォーマント10人)のうち1時間20分をテキスト化した。
 1965年に作成した鹿児島市方言の録音とテキストは,その後方言録音資料シリーズ1「鹿児島市方言」 として位置づけられ,京都市方言の録音とテキストは,1968年に方言録音資料シリーズ11「京都市方言」として公表された。(fo122 「全国方言文法の対比的研究」 参照)
【地方研究員の報告】
 これまで「日本言語地図作成のための調査」で委嘱してきた地方研究員51名を,1965年度は「各地方言の共通語との対照的研究」で委嘱した。今後の方言研究,特に地方研究員に依頼して行うべき方言研究一般についての意見と希望について,また日本言語地図作成のための調査完了に際して,今後に残された問題点とそれについての意見を求めた。

[担当]
第1研究部地方言語研究室 柴田武 上村幸雄 徳川宗賢 加藤正信 白沢宏枝 芥川豊子
1965年度地方研究員
五十嵐三郎 長谷川清喜 石垣福雄 此島正年 小松代融一 北条忠雄 後藤利雄 佐藤亮一 三浦芳夫 金沢直人 多々良鎮男 上野勇 江原襄 加藤信明 後藤和彦 馬瀬良雄 日野資純 剣持隼一郎 岩井隆盛 佐藤茂 清水茂夫 青木千代吉 谷開石雄 望月誼三 山田達也 慶谷寿信 筧大城 奥村三雄 遠藤邦基 前田勇 和田実 岡田荘之輔 西宮一民 村内英一 広戸惇 岡義重 虫明吉治郎 村岡浅夫 阿波陽 宮城文雄 近石泰秋 杉山正世 土居重俊 都築頼助 小野志真男 秋山正次 糸井寛一 岩本実 上村孝二 中曽根政善 外間守善
資料作成年月日
Dates of accumulation of the material in the unit of description
1963-1965
管理歴
Custodial history
録音テープは,旧第1研究部地方言語研究室で保存。2004年移転時に研究開発部門第2領域方言担当研究室より中央メディア保管庫へ移管。
入手情報
Immediate source of acquistion
資料内容
Scope and content / Abstract
・録音資料 オープンリールテープ
鹿児島市方言,京都市方言,秋田市方言
評価・廃棄
Appraisal, destruction and scheduling information
追加受入
Accruals
利用条件
Access conditions
被調査者の個人情報は原則として非公開
複写条件
Copyright / Conditions governing reproduction
録音資料については,複製を使用すること
被調査者の個人情報は複写不可
資料使用言語
Language of material
物理的特徴
Physical charactristics
検索手段
Finding aids
オリジナル資料の存在
Location of originals
オープンリールテープ
 複製の存在
Existence of copies
DATテープ,音声ファイル
関連調査・研究
Associated material
fo0061「話しことばの文法の調査研究」
fo0122「全国方言文法の対比研究」
fo0116「『日本言語地図』作成のための調査」
成果刊行物(DB等含む)
Publication note
『昭和38年度国立国語研究所年報15』(1964)
『昭和39年度国立国語研究所年報16』(1965)
『昭和40年度国立国語研究所年報17』(1966)
『昭和43年度国立国語研究所年報20』(1969)
方言録音資料シリーズ1 「鹿児島市方言」 1965
方言録音資料シリーズ2 「宮崎県都城市方言」 1967
方言録音資料シリーズ3 「鹿児島県川辺郡笠沙町片浦方言」1968
方言録音資料シリーズ4 「岐阜県不破郡垂井町岩手方言」1968
方言録音資料シリーズ5 「高知県高知市朝倉米田方言」1968
方言録音資料シリーズ6 「秋田県男鹿市脇本大倉方言」1968
方言録音資料シリーズ7 「鹿児島県熊毛郡上屋久町宮之浦方言」1968
方言録音資料シリーズ8 「高知県幡多郡大方町方言」1968
方言録音資料シリーズ9 「石川県羽咋郡志雄町荻市方言」1968
方言録音資料シリーズ10「愛知県小牧市藤島方言」1968
方言録音資料シリーズ11「京都市方言」1969
方言録音資料シリーズ12「沖縄・瀬底島方言」1971
方言録音資料シリーズ13「静岡市旧大川村方言(1)」1972
方言録音資料シリーズ14「静岡市旧大川村方言(2)」1972
方言録音資料シリーズ15「沖縄県八重山鳩間島方言」1973
「話しことば研究室録音資料一覧」1969 (内部資料)
備考
Note
地方研究員の報告の資料については未確認
os00474は,DAT化未
オープンリールテープ秋田市方言テキスト(1)(2)(3) os00492,os00493,os00494は,この資料群(fo0123)の可能性が高いが,未確認
移管年月日
Reference code
移管者名
Name of applicant
記述作成年月日
Date of record
2009/06/19
記述作成者
Name of recorder
礒部よし子
記述言語
Language of record
日本語