※研究資料の閲覧利用は、事前の申し込みが必要です。詳しくは「研究資料室の利用について」をご覧ください。

最終更新:2017/10/12

資料群ID(fond番号)
Reference code
fo0145
表題
Title
話しことばの文型
概要
Description
対話・独話における文型(表現意図,構文,イントネーション)の調査研究に際し作成された資料。
配架位置
Location of material
中央資料庫,メディア保管庫
公開年月日
Date of release
2017/03/24
資料群に含まれる資料の年代
Dates of creation of the material in the unit of description
数量・形態
Extent of the unit of description
保存箱14箱,オープンリール(録音)55本,DAT110本
資料作成者
Name of creator
大石初太郎,飯豊毅一,宮地裕,吉沢典男,南不二男,鈴木重幸
資料作成組織の履歴
Administrative / Bibliographical history
1.研究目的
本調査研究は,音声で表現される話しことばに関する研究があまり進展していない状況を受け,実施されたものである。
第1研究部話しことば研究室では,昭和30年度(1955)に『談話語の実態』[国立国語研究所報告8](秀英出版,1955)を公刊しているが,その後,未開拓であった話しことばの文法について調査研究を行うこととした。そこで,最初に文型(センテンス・パタン)を明らかにすることを目的に計画され,文型の他に表現意図・構文に注目した。
また音声面を重視し,ことに文型を考えるためにイントネーションをも取り扱うこととした。
これらの研究は,まず対話資料を対象に進める一方,同様に独話資料(講演・講義・演説・説明等)も対象とした。対話と独話それぞれの文型の対比を目標として,独話資料の録音収集・文字化,カード化を進めた。また対話資料に関しては、「談話語の実態」(fo0104)の録音資料も対象に含まれている。
これらの作業の概要については,下記3.年次経過を参照のこと。

2.担当部署・担当者
第1研究部話しことば研究室:大石初太郎,飯豊毅一,宮地裕,吉沢典男,南不二男,鈴木重幸

3.年次経過
本研究は次のように,対話資料を研究対象とした時期と,独話資料を研究対象とした時期とに大別される。
昭和31(1956)-34(1959)年度:対話資料による文型研究
昭和35(1960)-37(1962)年度:独話資料による文型研究
以下,年次別の経過を記す。

〈対話資料による文型研究〉
【昭和31年度(1956)】
(1)研究方針の樹立,作業計画の立案
(2)従来の研究文献の検討
(3)表現意図の研究:書きことば資料や少量の対話資料による準備的研究等
(4)構文の研究:書きことば資料による準備的研究等
(5)イントネーションの研究:演劇のことばについての観察,実験的調査等
(6)対話資料の録音収集,その文字化

【昭和32年度(1957)】
(1)対話資料の補充のための録音収集と,その文字化。また,文字化資料の整理とそのカード化を実施
(2)表現意図に応ずる発話の実験的調査
(3)表現意図の研究:対話資料を分析しながら実施
(4)構文の研究:対話資料を分析しながら実施
(5)イントネーションの研究:対話資料の分析と実験資料の機械的分析による

【昭和33年度(1958)】
(1)文字化資料の再訂補
(2)文の切り方の検討―方法決定・資料処理
(3)表現意図の研究
(4)構文の研究:構文に関する小調査
(5)イントネーションの研究:実験的調査
(6)独話資料の録音収集と,その文字化・整理・カード化

【昭和34年度(1959)】
(1)表現意図の研究のまとめ
(2)構文の研究のまとめ:構文に関する小調査も実施
(3)イントネーションの研究のまとめ
(4)総合的文型の試み:(1)-(3)の総合としての文型を捉える
(5)成果報告書『話しことばの文型(1)―対話資料による研究―』の作成・刊行

〈独話資料による文型研究〉
【昭和35年度(1960)】
(1)各種の独話資料の収集・整理
(2)表現意図・構文・イントネーションについての研究
(3)対話資料との比較検討調査

【昭和36年度(1961)】
(1)イントネーション・構文に関する研究方法の修正
(2)資料補充のため,新たに録音資料を追加

【昭和37年度(1962)】
(1)成果報告書『話しことばの文型(2)―独話資料による研究―』の作成・刊行
(2)イントネーション調査(福島県)の実施

4.成果刊行物
『話しことばの文型(1)―対話資料による研究―』(1960),『話しことばの文型(2)―独話資料による研究―』(1963)。
書誌情報は下記「成果刊行物」を参照のこと。

5.関連研究
昭和38年度(1963)より,話しことばの文法に関するより体系的な研究として「話しことばの文法の調査研究」を実施した。
本調査研究の詳細は,該当する資料群記述(fo0061)を参照のこと。
資料作成年月日
Dates of accumulation of the material in the unit of description
1956-1962
管理歴
Custodial history
情報資料部門第二領域,西が丘庁舎第一資料庫より中央資料庫へ移管。
入手情報
Immediate source of acquistion
資料内容
Scope and content / Abstract
主として,対話資料・独話資料の文型研究に関する資料(パンチカード控え),話しことば文字化資料,表現意図イントネーションカード、各種調査研究プリント控(宮地,1961-1962)等がある。
また,各種の対話・独話を収録した録音メディア(オープンリールテープ。dat複製済み)が含まれる。
評価・廃棄
Appraisal, destruction and scheduling information
追加受入
Accruals
利用条件
Access conditions
オープンリールテープはすべてDATによる複製があるので,利用の際にはDATを用いること。
複写条件
Copyright / Conditions governing reproduction
オープンリールテープはすべてDATによる複製があるので,利用の際にはDATを用いること。
資料使用言語
Language of material
日本語
物理的特徴
Physical charactristics
検索手段
Finding aids
オリジナル資料の存在
Location of originals
 複製の存在
Existence of copies
オープンリール録音はDAT複製あり。
関連調査・研究
Associated material
fo0061「話しことばの文法の調査研究」
fo0062「話しことば研究室の資料」
fo0104「談話語の実態」
fo0110「話しことばの計量国語学的調査・分析のための基礎的研究」
成果刊行物(DB等含む)
Publication note
『国立国語研究所年報』8-14 1957-1963
国立国語研究所『話しことばの文型(1)―対話資料による研究―』(国立国語研究所報告18,1960)
国立国語研究所『話しことばの文型(2)―独話資料による研究―』(国立国語研究所報告23,1963)
『『談話語の実態』データ ; 『話しことばの文型』データ ; 『速記叢書講談演説集』データ』 (国立国語研究所言語処理データ集4 [話しことば文脈付き用語索引2])(国立国語研究所,1990※マイクロフィッシュ版KWICデータ)
『話しことば研究室録音資料一覧』(話しことば研究室,1969)
備考
Note
移管年月日
Reference code
移管者名
Name of applicant
記述作成年月日
Date of record
2009/09/28
記述作成者
Name of recorder
寺島宏貴,礒部よし子
記述言語
Language of record
日本語